健康やり直し倶楽部・第1回 病気とは?健康とは?
本記事は、株式会社ほんの木が出版する「ナチュラル&オルタネイティブ・ヘルスブック」の内容に基づき、健…
健康やり直し倶楽部・第1回 病気とは?健康とは?
本記事は、株式会社ほんの木が出版する「ナチュラル&オルタネイティブ・ヘルスブック」の内容に基づき、健康について再考する「健康やり直し倶楽部」の第1回です。
健康な生活を送るための基本的な考え方、特に「自然治癒力」と「免疫力」というキーワードを軸に、健康とは何か、病気とは何かを改めて考えていきます。
本記事の内容は、ほんの木が出版する「ナチュラル&オルタネイティブ・ヘルスブック」から一部抜粋したもので、より詳細な情報を知りたい方は、PDFをダウンロードしてください。
川村:皆さん、こんにちは。今日から始まります「健康やり直し倶楽部」、この第1回目の放送をこれからお届けしたいと思います。
まずは、この健康倶楽部のメンバーの一人である私、川村が司会進行のような形で進めさせていただきます。
お相手をしてくださるのは、自然治癒力を高める新シリーズ「ナチュラル&オルタネイティブ・ヘルスブック」の編集を担当された、ほんの木の代表取締役 高橋編集長です。高橋編集長、よろしくお願いいたします!
高橋:はい、ほんの木の高橋です。よろしくお願いいたします。
川村:ありがとうございます。早速ですが、最初の質問です。この「自然治癒力を高める」シリーズ、そして「ナチュラル&オルタネイティブ・ヘルスブック」という、ある意味壮大なテーマの編集物を出版するに当たっての基本的な考え方とはどのようなものでしょうか? どういったことをベースに、このような企画を始められたのか、まずそこら辺のことを簡単に教えていただきたいんですが、いかがでしょうか?
高橋:はい、承知しました。突然のご質問なので、少し迷っているところですが、この本自体の企画は、今お話した自然治癒力、ナチュラル&オルタネイティブの「なぜ病気になるのかを考える」というテーマで2007年に出版しました。
川村:今から16~17年ほど前になるでしょうか?
高橋:そうですね。その当時、自然治癒力という言葉はタイトルに使うことができず、商標登録ができないと言われていました。
川村:なるほど。
高橋:その一方で、免疫力という言葉は世の中に浸透していて、商標登録ができないという話も出ていたんです。そこで私たちは、この自然治癒力というタイトルのシリーズを出そうとした時に、商標登録を取るべきか否か、いつも迷っていました。
川村:はい。
高橋:商標登録を取るメリットは、同じような言葉使いで同じような書籍を作ることを差し控えられることです。逆に取らない場合は、同じタイトルの本が出る可能性があり、私たちは時々悩んでいました。
この自然治癒力というタイトルの商標は取ることができたのですが、免疫力という言葉は世の中に浸透しており商標登録はできないという話だったので、どちらの言葉も取り入れて世の中に広めたいと。
そこで考えたのが、抱き込む、両方のいいところを取り入れるという考え方です。そういった世の中の状況、世の中の世論を踏まえて、書籍を作りました。
川村:はい、ありがとうございます。あの、これから色んな形で純粋というか、真意というか、色んな形でそういうこと、なぜもう一回こういうことを必要としているのかという点も出てくるとは思うんですが。
まず皆さん、どうしても自分の今までの健康方法というか、健康的な身体づくりに対して何が本当なのかという点で、あまりにも多くの情報や方法論があって、どれどれどれも本当のように感じてしまう状況だと思います。私もそう感じています。
情報過多の時代で、色んな情報が渦巻いているのが今の現状ではないかと思います。
まず社長、この雑誌が本当だと確信を得たことをお話し頂きたいのですが、いかがでしょうか?
高橋:はい。この雑誌のタイトルやサブタイトルにもある「自然治癒力」という言葉。この雑誌を企画した時、そして企画の前段階の本もあるのですが、1990年代後半だったでしょうか。その当時自然治癒力という言葉は書籍のタイトルやシリーズに使うと商標登録ができない可能性があると言われていました。一方で「免疫力」という言葉は、すでに世の中に浸透していて、こちらも商標登録はできないという話でした。
書籍のタイトルづけをする際、商標登録を取るか取らないかはいつも迷うところでした。商標登録のメリットは、同じような言葉使いで同じような書籍が作られることを防げる点です。しかし、商標登録を取らない場合、同じタイトルの書籍が出版される可能性があります。私たちはそこで時々悩み、今回は両方の言葉も取り入れて世の中に広めるため、抱き込むということにしました。そのような世の中の状況や世論を踏まえて雑誌を作りました。
川村:ありがとうございます。これからの連載で健康について話されますが、どのような意図で健康をテーマにされたのでしょうか?
高橋:はい、今お話しになった食と健康ももちろん大事なテーマだと思います。他には、運動というテーマもあります。あるいは、心をテーマにしたものなど6つのテーマを設けて企画をスタートしました。
食べること、食事については、皆さん毎日、食べるか食べないかという根本的な議論になりますが、食べるという行為は身体の形成や生活のリズムに繋がっていくわけで。
その中でも、血液を作る大きな要素の一つが食です。食、つまり口から体内に入ってくるものが、どう体内で作用し、身体を作っていくか。その食と健康との関係を改めて皆さんと一緒に考えたいと思い、この企画を始めました。
川村:そうなんですね。マクウチさんの「病気にならない食事の基本」というテーマで今回インタビューをしていますが、まさにサプリメント全盛の時代に、サプリメントではなく食事の基本から入ることに関しては、どういった意図をお持ちでしたか?
高橋:そうですね。そうですね。栄養の観点から言うと、第一に血液だと思います。その血液を毎日作り上げているのが、食ですから。
そこで、じゃあ食が一体どのような意味を持ち、世の中、私たちの生活の中でどのように行われているのかということについて、もう一度考えたいと思いました。第一のテーマに食事を選びました。その他には、運動や心など合計6つのテーマを設けました。これらのテーマは、このシリーズの全てに出てきます。
川村:今回のインタビューでは、管理栄養士で学校教育や給食の健康指導に携わっているマクウチさんにお話しを伺っていますが、マクウチさんのプロフィール、考え方なども踏まえてお話をいただきました。
著書の冒頭部分でマクウチさんや、アボさんといった方々が登場します。
彼らの健康領域での研究者としての実績、また、その分かりやすさにも感銘を受けました。
高橋:この雑誌を作るにあたって、どのような情報を集めて、どうしたら良いのか、という点については、医療あるいは健康学のプロではないので、それぞれの分野の著名な先生方にご協力いただきました。各号ごとにその分野の専門の方々に取材し、インタビューを記事に掲載しています。
川村:では、その先生方のお話を聞きたいのですが、いかがでしょうか?
高橋:はい、お一人目は、免疫について研究されているアボ先生です。新潟の医学総合研究所で長年、免疫について研究を続けられている先生です。
川村:はい。
高橋:2人目は、帯津良一先生です。東大出身の外科医で、がんの治療に専念されていましたが、手術だけではがんは治らないということを痛感され、東西の医学、東洋医学などの良い点を取り入れて、命を大切にする医療のあり方を追求されている方です。
川村:なるほど。
高橋:3人目は、上野慶一先生です。以前はテレビ局のディレクターで、全共闘運動で警察と衝突した経験もお持ちですが、その後、鍼灸師として人生を歩み直した方です。カリフォルニア州バークレーに渡って、向こうの自由な文化に触れ、鍼灸、あるいはカタワラの翻訳活動を通して、日本独自の医療を広めています。
川村:はい。今の世の中、報道やメディアで偏った情報が発信されており、テレビのあり方自体が問われていると思います。先生方も、そのような状況の中で発信していくことに関しては、恥ずかしくないのか、と言われることがあるそうです。
そこで、先生自身も自分の立場を認識し、テレビ局のディレクターを辞めて、鍼灸師として自分の人生を歩み直し、自分の人生と向き合う中でカリフォルニア州バークレーに留学もされて、向こうの様々な自由な文化のあり方、社会のあり方などを体験されながら学び、鍼灸の翻訳活動を通し、日本独自の医療を広めていらっしゃる方です。
高橋:そうですね。病気というシンプルな現象を捉えるだけではなく、精神性や人生全体を捉えて病と向き合うことこそが重要だと思っています。
そうですね。性病労子全体を捉えるという考え方ですね。
川村:なるほど。今お話いただいた先生方以外にも、この雑誌には多くの著名な先生方のインタビューが掲載されていますが、編集長のおすすめの方はいらっしゃいますか?
高橋:この雑誌では、各号にPDFのURLを掲載しており、興味のある方は、ダウンロードして読むことができます。紙ベースでダウンロードすることも可能です。
1号には、マクウチさん、アボさん、そして西洋医学と東洋医学を組み合わせた治療を行っているお医者様が登場しています。
川村:では、今回の第1号では、食をテーマにお話を伺いました。
高橋:はい。食べるという行為は、毎日朝昼晩、食べるか食べないかという、人にとっての根本に関わることなので、食べること自体がそもそも議論になるのですが、体の構成要素を作る大きな要素が食です。
食べ物を通してそれを栄養として身体に取り込むという行為は日常生活で行われており、その中で体が作られていきます。血液や様々な生活の営みはこの食によって作られるのですが、そのベースになるのは血液です。
そして血液を作る大きな要素が食です。つまり、食べるという行為は、どのように行われているのか、また、食と健康との関係について考えたいと思いました。今回、管理栄養士であり、学校給食の健康を考える会の代表でもあるマクウチ先生にインタビューをしました。
川村:はい、ありがとうございましす。
高橋:今回のインタビューで紹介する3人の専門家、免疫の分野で活躍されているアボ先生、がん治療の帯津先生、そして鍼灸師として活躍する上野先生について、簡単ご紹介させてください。
川村:はい、ぜひお願いします。
高橋: アボ先生は、新潟医学総合研究所で免疫を研究されています。 帯津先生は、東大出身でがんの西洋医学的治療に加えて、東洋医学も取り入れがん治療を行うお医者様であり、上野先生は元テレビ局ディレクターから鍼灸師に転身し、独自の医療のあり方を実践し、発信している方です。
川村:なるほど。このお三方に共通するのは、メディアで伝えきれない医療や健康の情報を、わかりやすく一般の人に伝える、という点でしょうか。
高橋:はい、そうですね。
川村:改めて、免疫や自然治癒力など健康にまつわるキーワードに焦点を当てたのはなぜでしょう?
高橋:はい。この雑誌の企画を考えるとき、私の考え方の軸となる言葉があります。それが「自然治癒力」です。 今、少し昔を思い出しながら話しているのですが、この本を出した2007年頃は、自然治癒力という言葉は誰も使っていませんでした。だから商標も取れたのです。
一方、「免疫力」という言葉は既に世の中で使われていて、商標は取れませんでした。
この2つ、「自然治癒力」と「免疫力」という言葉は、世の中でどのように使われているか調べると、免疫力は広く認知された言葉で、商標は取れないと言われました。
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一方で、「自然治癒力」は商標登録することができました。そこで、両方の言葉の良さを残しながら括り込むことによって新しい考え方を提示できるのではないかと考えました。
具体的にどういうことかと言うと、食というものは、毎日の朝昼晩に必ず向き合うものであり、私たちの体を作っていく血液を作る大きな要素です。その食を通して栄養を取り込む、ということが健康や生活にどのように影響するのかを改めて考えていこう、というところから始まりました。
マクウチ先生は、栄養の観点から見て、人間の健康の根本は血液だとおっしゃっていました。その血液を作る要素が食です。
つまり、食べるという行為はどのように行われているのか、ということ。さらに、食と健康の関係性を見つめ直したいと考え、第1号のテーマにしました。
川村:ありがとうございました。この内容に興味のある方はぜひ、番組欄のURLからPDFをダウンロードして読んでみてください。