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タド・ジュンコ先生 監修レシピ

新春〜いつでもお助け!
胃腸を休める七草風のお粥

2025年1月31日 投稿

あったか美人では健康や入浴に関するさまざまな情報を皆様にシェアしています。
早いもので年が明けてからもう1ヶ月が経とうとしています。

今回は健康料理研究家のタド・ジュンコ先生(@onenessfood_planet)に、
体を温めて胃に染み渡るようなレシピを教えていただきました。
みなさんぜひお試しください。

■タド・ジュンコ先生

はじめまして  タド・ジュンコです。 自然界の氣を味方にして健康に、気づけばそのままで「幸せ体質」。そんな人を増やした い。 毎朝楽しく目が覚めて、足取りも軽く1日やりたいことをし、夜になれば満足してパタン と眠る。私自身もそうありたいと目下実践中です。


2025年が始まりましたね。

年末年始のご馳走と賑わいが一段落して、
「そろそろ、胃腸を休めよう」そんな風に思う頃では? 

やはり1月7日の「七草粥」はよくできた風習ですね。
七草は早春にいち早く芽吹くことから、邪気を払うといわれました。
そのため、これを食べることで1年の無病息災を祈るようになったのです。

旧暦だと今年は2月4日にあたるのだそうですよ。
ちょうど今くらいですね。
春の七草と言えば、「せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ」
あら、うちの庭はまだ、「はこべ」も出ていないです。
ならば、手に入る素材で! 七草風に。 
これはきっといつでも役に立つお粥です。
お腹を整え、あったかさをキープすれば、今年も元氣にいけそう!

🗒️ レシピ

【材料(2〜3人分)】

はとむぎ… 大さじ2
白米  … 1カップ(200ml)
大根  … 100g
にんじん… 30g
かぶ  … 小1個
生姜  … 5g
せり  … 1束
白胡麻 … 大さじ2
(あれば生)
水   … 4カップ(800ml)

【調味料】
天然塩 … 小さじ2弱とひとつまみ

【道具】
・お粥用の土鍋か厚手の鍋
・塩と胡麻を炒るフライパン
・すり鉢とすりこぎ

🍳作り方

①はとむぎと白米はさっと水洗いし、ざるに引き上げる。

②土鍋などの厚手の鍋に、水切りしたはとむぎ・白米と水を入れて塩ひとつまみし、中火にかけ、10分ほど炊く。

③大根、にんじんはイチョウ切り、かぶは葉先を取り置いて、回し切り、茎は小口切りにする。

④せりも葉先は取り置き、茎、根と分け、茎は小口切り。根も鍋に入れるので捨てません。

⑤生姜をする。

⑥鍋から蒸気が出てきたら、葉先以外の野菜全部と生姜を入れ、さらに弱火で10分炊く。

⑦お粥が炊け、野菜に火が入ったところで、取り置いた葉先を乗せて蓋をし、火から下ろす。

⑧塩をフライパンで炒り、すり鉢でしっかりする。

⑨白胡麻を同様に軽く炒って、8のすり鉢に加えて柔らかくする。

⑩器につけ、ごま塩を振っていただく。

完成!


余談

近年、スーパーの店頭では七草粥用に「春の七草」が並びますが、実のところ、各地で伝承があり中身も少し違ったようです。

そして、今年うちの近所では「サラダ七草」なるものが出回っていました。おなじみの小松菜や水菜などのベビーリーフのパックです。野趣は欠けますが、そのほうが逆にナチュラルかもしれないですね。さて、このレシピでは養生食のテイストを入れて、「はとむぎ」を使いました。お肌は胃腸の鏡とも言われますが、はとむぎは、お肌を整えることでも知られますよね。気になることがあれば、お米と一緒に炊いたり、スープに入れたりと、しばらく食べ続けるとよさそうです。 
大根はお腹に優しくどんな体調のときもお助け的存在。かぶも大根と似ていますが、特に肝胆を助けると言われています。

根菜は無農薬なら皮を剥かず、根も茎も葉も全部いただきましょう。葉先は生で酵素を活かします。
ごはんに振る少量のごま塩は、胃腸の回復期に身体の芯をしっかりさせてくれます。黒胡麻もいいです。
いずれも、「ゆっくりよく噛んでいただく」を忘れずに! 

※生の胡麻が手に入らなければ、炒り胡麻を軽く炒ってもいいです。

【先生からのお知らせ】

2月23日(日・祝) 12:00〜15:30 

食べるセラピー💕食べて開運
タド・ジュンコお食事会のお誘い(都内)

詳細は🔗https://tado-junko.com/