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タド・ジュンコ先生 監修レシピ
【タラの芽の苦味に早春の氣】 酒粕のお味噌汁
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2月も半ば、
まだまだ寒い日が続くかと思ったら春のような暖かな日もあったりして、
だんだん春が近づいていることを感じますね。
今回は健康料理研究家のタド・ジュンコ先生に、
今の時期にぴったりの春を先取りしつつあったまるようなレシピを作成していただきました。
皆さんぜひご家庭でお試しください!
■タド・ジュンコ先生
はじめまして タド・ジュンコです。 自然界の氣を味方にして健康に、気づけばそのままで「幸せ体質」。そんな人を増やした い。 毎朝楽しく目が覚めて、足取りも軽く1日やりたいことをし、夜になれば満足してパタン と眠る。私自身もそうありたいと目下実践中です。
暦では立春を迎えましたが、
日本列島全体では、いましばらく冷え込む日々が続きます。
もう少しの辛抱でしょうか。
けれど本格的な春はすぐそこまで来ていて、
店先でタラの芽のような早春の木の芽を見かけるとわくわくします。
今回は、そんな氣分をお味噌汁の発酵の力に添えて温まりたいと思いました。
〜【タラの芽の苦味に早春の氣】 酒粕のお味噌汁〜
🗒️ レシピ
【材料(2人分)】
・干し椎茸…1個
・昆布(5㎝×5㎝ )…1個
・タラの芽…2個
・豆腐…40g
・水…320ml【調味料】
・酒粕…10g
・麦味噌…10g
・豆味噌…10g
・天然塩…ひとつまみ
【下準備】
・酒粕はひたひたの湯に浸けて10分ほどふやかす。
・分量の水に干し椎茸と昆布を入れて一晩おき「椎茸昆布だし」を作る。
※あらかじめ、だしを取っておけない場合は、干し椎茸と昆布をそのまま鍋に入れて分量よりすこし多めの水を入れて煮立てればOK。
※ だしをとった後の椎茸と昆布は捨てずに。
数日分冷蔵庫にストックし、千切りにして醤油で煮ると、おいしい佃煮ができます。
🍳 作り方
① タラの芽は茶色い「はかま」を取り除き、塩を入れた熱湯でゆがいて取り出す (アクを抜く )。
② ①を粗みじん切りにする。
③ 豆腐は賽(さい)の目に切る。
④ 椎茸昆布だしを温め、タラの芽と豆腐を加える。
⑤ すり鉢に酒粕・味噌を入れてすりこぎで磨り、④の出し汁を少しずつ加え溶かす。
⑥ 溶き合わせた酒粕と味噌を鍋に入れ、煮立つ前に火を止める。
余談
「春は苦味を盛る」と言われます。
冬の間に代謝が落ちて体内に溜まった老廃物を出すのには、
木の芽のようなアクのあるものを食べるのがいいという考えです。
苦味も旨味。
この時期だけの楽しみなので、タラの芽、蕗の薹など、すこしずつ食卓に並べたいものです。
今回は、酒粕を加えたお味噌汁で芯から温まりながら、春が来る氣配を楽しんでください。
ちなみに、味噌は体を温めたり、腸を整え血を作る働きがあると言われますが、
色の濃い豆味噌のほうが、より温める力が強いとされています。
ここでは、2年ものの豆味噌である八丁味噌を使いましたが、
手に入らなければ、お好みのお味噌で。
アミノ酸やアルコールを添加していないものがおすすめです。
そして、お味噌汁にはふだん、わざわざすり鉢は使わないと思うのですが、
右回りに回すと、求心力ができて芯から温まる力が生まれる、という陰陽の理論があります。
よかったらお試しください。
【先生からのお知らせ】
タド・ジュンコのオンライン講座が開催されます。
料理とお話の2時間です。この機会によろしければぜひご参加ください。
開運スピリチュアルごはん2024
春のエネルギーを生かして癒し・再生・進化・開花へ
日時 : 3月10日(日)13:00〜15:00
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